仲本詩菜Official Blog☆いつでもたのしいな☆

ミュージカル『カラフル』を終えて (土, 02 9月 2023)
ミュージカル『カラフル』無事終演いたしました。 誰1人かけることなく東京、兵庫、水戸、愛知公演を終えることができました。 嬉しい感想が毎日届いて、 この作品に関わる幸せを感じる日々でした。 今中学生の皆さんにも、 大人にも子供にも届いていますように。 そっと背中を押せていますように。 私はスウィングとして5役カバーさせていただいていました。 1つ1つの役が物語に大きく関わってきて(当たり前だけど) 日々皆様が稽古して、悩みに悩んで、 役作りを深めていくのを目の当たりにして、 実力のあるキャストの皆様がこんなに1つの役に向き合って稽古しているのに 私が手を抜くわけにはいかない!と稽古をし続けていましたが、 千穐楽まで皆様健康で素晴らしいパフォーマンスをされていて、本当によかったと心から思いました 今思い出しても本当によかったなぁ 千穐楽で、初座長の鈴木福くんも大号泣していてつられて泣かされました。 福くんはほぼ出ずっぱり、歌も多く主演としてすごく大変だったと思います。 他のお仕事もあり忙しい中真摯に向き合っているのが伝わってくるから、皆が更に一つになれた気がします。皆に愛される素晴らしい座長でした キャストの皆様、スタッフの皆様は 本当に気遣ってくださって 長い稽古の終わりにも練習に付き合ってくださったり 変更点を的確に伝えてくださったり 温かく声かけをしてくださって もう感謝しかありません。 笑いが絶えない本当にいいカンパニーでした。 女子楽屋、居心地が良くて楽しかったなぁ。 みなさま大好き。 演出の小林香さんは『リトルプリンス』を拝見して、いつか香さんの手掛ける舞台に出演したい!と思っていたので関わることができて嬉しかった。 音楽座に在籍していたことがあり、中でも大好きな作品をシアタークリエの舞台で演出してくださったことにひたすら感謝していました(何様という感じですが… ) 最初からこの舞台を作ることの意義や、皆で目指す方向性を分かりやすく提示してくださり、 役作りの方向性も役者と話し合いを重ねつつ明確だったので、 スウィングとして聞いていても分かりやすくてありがたかったです。 いつか出演できますように 実は大学1年生の時に劇団ひまわりで山下晃彦さん演出の舞台『カラフル』に出演させていただいたことがありました。 山下さんは横浜ボートシアターの出身の方で、 私に芝居の難しさと面白さを教えてくださった本当に尊敬する先生の一人でした。高校時代からの数年間教えていただきました。 先生の演出には子役の多い劇団ひまわりには似つかわしくないような抽象的なシーンも多く、 全部理解できないながらに山下さんの演出についていくと、心が勝手に動き出すという不思議体験をさせられて、自然と涙が出てきたり、衝撃を受けたりなぜか笑ってしまったり、稽古の度にワクワクしていたのを覚えています。 朗らかでとても優しく演出してくださるのですが、 上手くいかないとどんどん目線が合わなくなっていって、ぴったりくるとちゃんと笑ってくださるので、大変分かりやすく心臓に悪かったです…笑 そんな山下さんが今年の3月に永眠されました。 信じられなくて 言葉が出なくて ちょうど本番中でちゃんとお別れもできていなくて ずっと引っかかっていました。 4年前に2人芝居を観に来てくださったことがあり、また山下さんの演出を受けたいとお伝えしたのが最後になってしまいました… そんな中カラフルのお話をいただき、 山下さんに背中を押していただいた気がしました。 10年ぶりに『カラフル』と向き合って いろんな角度からカラフルを観ることができて 役者としてもっともっと『生きろ!』と山下さんに言われたような気がします。 山下さん、私もっと頑張ります!ありがとうございました。 (昔の写真出てきた!高宗歩未ちゃんと。) 客席から舞台を観ていると お客様の空気を全身に感じることができます。 今届いた!その瞬間が本当に嬉しくて。 奇跡をいっぱい見せてもらえたなぁと思います。 また、スウィングの畑中竜也さんとゴーストランという稽古もしていました。 本番に合わせて リハーサル室で実際に歌って踊ってお芝居するというものです。 5人の皆様になりきってやっていました。 万が一代わった時になるべく同じような間できるように意識していたので(できないけど ) 気持ち悪いくらい観察していて、 これはすごく勉強になるなぁと思いました。 スウィングの時ではなくても、普段からやっていたらよさそう!なんて。 それぞれの皆様の大好きな台詞回しや動きがあって、皆様のオタクみたいになってました❤️笑 本当にファンです(^^) 一から考えて役作りできるのは本当に幸せなことだけど、 皆様の頭の中を少し覗かせていただけるような気持ちになるのは、スウィングの特権だなぁと思ったり。 そして、導線や構造を理解して、感情よりも理論的に客観的に見る必要があるので、スタッフワーク寄りな仕事という気がします。 演出部の皆様や衣装部の皆様にも沢山助けていただきながら把握しようとしていました。 スウィング大変だよね、といろんな方が気遣ってくださったけど 気付きが沢山ある幸せな現場でした。 制作の方々からいただいたカモミールを大切に愛でながらこれからも精進していきます。 また皆様とご一緒できますように。 ありがとうございました。 最後になりますが、ご来場いただいた皆様、 応援してくださった皆様、 本当にありがとうございました。 またお会いできますように。 (千穐楽後、劇場を出る時にお見送りしてくれた虹) 少し長めのホームステイ ぷらぷらと楽しみましょうね。 仲本詩菜 ミュージカル『カラフル』 2023年07月22日(土)~2023年08月06日(日)@世田谷パブリックシアター 【ツアー】兵庫公演、茨城公演、愛知公演 【原作】森絵都「カラフル」(文春文庫刊)
【脚本・作詞・演出】小林香
【作曲・編曲】大嵜慶子
【出演】鈴木福 加藤梨里香 百名ヒロキ 石橋陽彩 菊池和澄
    島田彩 高井泉名 本田大河 鈴木大菜
    彩乃かなみ 川久保拓司 / 川平慈英
【スウィング】畑中竜也 仲本詩菜

【音楽監督】鎮守めぐみ
【美術】松井るみ
【照明】高見和義
【音響】山本浩一
【衣裳】中村秋美
【ヘアメイク】河村陽子
【振付】木下菜津子 港ゆりか
【歌唱指導】林アキラ
【ミュージシャンコーディネート】新音楽協会
【演出助手】西祐子
【舞台監督】二瓶剛雄
【世田谷パブリックシアター芸術監督】白井晃
>> 続きを読む

ミュージカル『マチルダ』大千穐楽を終えて (Fri, 09 Jun 2023)
遅くなりましたが ミュージカル『マチルダ』全公演が終了いたしました。 1月16日からお稽古が始まり、 約5ヶ月間マチルダに浸っていたので 心にぽっかり穴が空いてしまいました。 ミュージカル『マチルダ』に出会ったのは約10年前のロンドンでした。 冒頭から心を掴まれて こんなミュージカルがあるなんて!と胸を弾ませて観ていました。 オーディションでは絶対に受かりたい!と気合いが入りまくり。 数日間にわたりオーディションがあったのですが、 激しいダンスで数時間で身体がバキバキになり ちょうど始まったEndless SHOCKのお稽古でも踊りまくり、 家でも練習して更にバキバキになり カチコチの身体で踊っていたのを覚えています。 あ〜身体痛かったなぁ〜笑 ロイヤルシェイクスピアカンパニーの皆様の情熱と温かさを感じたオーディションで まるでワークショップのようで 更に受かりたい!という気持ちが強まっていたので 合格のお知らせをいただいた時は息が止まるかと思いました。本当に嬉しかったです。 さすがロイヤル・シェイクスピア・カンパニーというか、ピーター・ダーリングさんの振付で、全ての動きが芝居に基づいています。 根気よく細かいニュアンスを教えてくださり、 疑問点を解消してくださったロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの皆様、ありがとうございました。 帰国されてしまう時は寂しくてたまらなかった。 あなた方とお仕事ができたことは一生の誇りです。 一つ一つのダンス、ポーズに意味があり、しっかりと止まって魅せなけれはならない為、いつも使わないようなところをバキバキ使って、皆首周りがぎちぎちになりました。 客席で観てると楽チンそうなのに・・・ ある程度は慣れましたがやはり毎日ギチギチで おかげで脚と腕、胸周りが硬く成長したのでした。 それでもマチルダの振り付けが大好きでした。 構成も素晴らしくて 好きで好きでたまらなくて 特にRevoltingというクライマックスの曲の振りを踊る時には、魂が喜んでるのを感じていました。 オープニングのMiracleというナンバーも それぞれの家族の形が面白くて 何回観ても踊っても飽きることはありませんでした。 セットも素敵で毎日見るたびにワクワクしました。 上手く言葉にできないけれど しっかり自分たちで物語を動かしていると感じられるようなセットなんですよね。 実際、思っていたよりも手動のものが多くてスタッフさん達がいつも奮闘してくださっていました。 今回実は大変だったのは ブランコ、飛び箱、スクーター(キックボード)でした 実は私上手く自転車に乗れないんです… ちゃんと2輪の乗り物に乗れる人を尊敬しながら生きてきたのにまさか自分が乗ることになるとは… 観ている時は楽しそうー!としか思わなかったのにやる側になると難しくて 片足で飛び箱の上に乗ったり 後ろ向きで落ちたりするのも怖かったなぁ。 本当に学校の体育の授業を受けている気持ちでした。 必ず毎公演前に飛び箱のチェックと ブランコのチェックの時間があるので マチソワ間もスタッフの皆さんにも休みがなく、お付き合いいただいた皆様には頭があがりません。 飛び箱のジムリーダーをしてくださったドムさんこと大久保徹哉さんも毎回トレーニングと練習に付き合ってくださいました。ありがとうございました✨ 最初は怖かったけど、おかげさまで最後にはどれも楽しくてたまらないものになりました。 大きなブランコに乗れるなんて1つ夢が叶った気持ちでした。本当に気持ちよかったー!! プロ子役ちゃん達にこんなことを言うのはなんですが、みんなの成長を日々近くで見ることができるのも大きな喜びでした。 もともと上手なのにどんどん上手になっていって、本当にパワーをいただきました。 皆が歌うと泣いちゃう。涙腺弱い・・・ 長い間本当にお疲れ様でした。 また舞台の上でお会いできますように。 みんなのこれからが本当に楽しみ そして今回私はスウィングという役割で参加させていただいておりました。 スウィングとは、何かあった時のために出演できる状態でいる俳優達で、公演を止めることなく続けるために必要な存在。(「スウィング」ってどんな役割?参照) 演劇・ミュージカル出演者の急なアクシデントに対応!「スウィング」ってどんな役割? - 演劇メディアAudience(オーディエンス)毎日、1ヶ月以上上演される舞台で、もし俳優が怪我をしてしまったり、病気になってしまったりしたら…?そんな時のたリンクengeki-audience.com 出演が決まっている場合と、緊急時のみ出演する場合があるのですが、今回は実際に出演させていただくタイプのスウィングでした。 私はラベンダー、アリス、ヘンリエッタ、ホーテンシア、トミー(女性なのでヴァネッサという名前に変更)、ナイジェル(ヴァネッサ)の6つの枠を実際に演じさせていただき、 他にも3つの役をカバーしていました。 大変とは聞いていたのですが、正直思った以上に大変でした… 一つの役だけでも普段ヒーヒー言っているので当たり前ですよね。 一つ一つの役をみなさんが大切に育てている中に入っていくので、 責任の重さを日々感じていました。 作品の質を落としたくない 皆さんの集中力を欠くようなことをしたくない 舞台は危険がいっぱいなので不用意な動きや動線の違いなどで怪我をさせたりしないようにしないといけない。 稽古中は本当にマチルダのことしか考えられなくて、寝ても覚めてもずっと練習していました。 それでも頑張れたのは『マチルダ』という作品の力と カンパニーの皆様のお力添えと スウィングの団結力でした。 特に同じ9枠をカバーしていた山花玲美ちゃんとは 立ち位置や振付、導線を書いたノートをコピーしあったりして協力しあえて 精神的にも本当に助けられました。 感謝しかありません。 もう心の友すぎて れみが何を言っても 愛おしいし面白いという境地にきています。 一緒にシルバニアパークにも行きました。 レンタル服が子供用のしか出てないのに 奥から引っ張り出してきてもらって一緒に着ました。(見渡すと子供達さえ着ていなかった…) そんな恥ずかしいことができちゃうくらい仲良しです笑 かけがえのない宝物だなぁと思います。 話を戻して 大変ではありましたが 尊敬できる先輩方、仲間に囲まれて 非常に恵まれた環境でした。 カヴァーさせていただいた石井亜早実さん、小島亜莉沙さん、坂口杏奈さん、髙原華乃さん、出口稚子さん、深沢萌華さん、本田大河さん、森 莉那さん、大場啓博さん、緋乃 慧さん、 フォローしてくださり、いろんなことを共有してくださり、本当にありがとうございました。 女性アンサンブル キダルト アンサンブル 普段と舞台に立つ時の感覚が違い、 構成を考えながら踊る癖がついて 普段よりも周りと息を合わせようとする癖がついて これはスウィングではない時にも活かしたいことだと思いました。 成長させていただいたと心から感謝しております。 ホリプロの皆様にも沢山お気遣いいただき まだ日本で立場が確立されていないスウィングですが やりやすい環境作りをしてくださいました。 日本スタッフのみなさまも 個人的にスウィング稽古に付き合ってくださったりして 不安点を解消しようと細やかにお気遣いいただき、いつも寄り添ってくださいました。 ありがとうございました。 マチルダという作品に、 それに関わるすべての方々に感謝と愛を込めて。 そしてお越しくださった皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。 皆様の応援が本当に励みになっていました。 またお会いできますように。 マチルダからいただいた宝物を胸にこれからも精進していきたいと思います。 本当にありがとうございました。 マチルダ大好き! 仲本詩菜 マチルダ動画 MOVIE | ミュージカル「マチルダ」|Matilda The Musicalリンクmatilda2023.jp ミュージカル『マチルダ』 2023/3/25(土)~5/6(土)@シアターオーブ 2023/5/28(日)~2023/6/4(日)@梅田芸術劇場メインホール 【キャスト】 マチルダ … 嘉村咲良 / 熊野みのり / 寺田美蘭/ 三上野乃花ミス・トランチブル … 大貫勇輔 / 小野田龍之介 / 木村達成ミス・ハニー … 咲妃みゆ / 昆夏美ミセス・ワームウッド … 霧矢大夢 / 大塚千弘ミスター・ワームウッド … 田代万里生 / 斎藤司(トレンディエンジェル) ミセス・フェルプス … 岡まゆみ / 池田有希子原慎一郎寺井竜哉 、仲本詩菜 、春口凌芽 、山花玲美  石井亜早実、大久保徹哉、小島亜莉沙、斎藤准一郎、酒井大、坂口杏奈、白山博基髙原華乃、出口稚子、深沢萌華、本田大河、森莉那、森内翔大、大場啓博片岡蒼哉、後藤レイサ、堀蒼寿、松浦歩夢 / 髙橋維束、髙橋輝、廣門来輝、渡邉隼人 【海外クリエイティブスタッフ】 脚本:デニス・ケリー 音楽・歌詞:ティム・ミンチン 脚色・演出:マシュー・ウォーチャス 振付:ピーター・ダーリング デザイン:ロブ・ハウウェル オーケストレーション・追加音楽:クリストファー・ナイチンゲール 照明:ヒュー・ヴァンストーン 音響:サイモン・ベーカー イリュージョン:ポール・キーヴ  【日本公演スタッフ】 翻訳:常田景子 訳詞:高橋亜子 演出補:西 祐子 藤倉 梓 振付補:前田清実 音楽監督補:竹内 聡 照明補:大島祐夫 岡崎 亘 音響補:佐藤日出夫 衣裳補:阿部朱美 ヘアメイク補:鎌田直樹 舞台監督:北條 孝 田中直明 プロダクション・マネージャー:田中孝昭 宣伝美術:服部浩臣 撮影(日本公演キャスト):HIRO KIMURA
>> 続きを読む